米で「添い寝屋」ビジネス大流行!日本にも上陸?イケメン限定なら・・
アメリカで「添い寝屋」ビジネスが大流行している、というニュースが流れた。添い寝してほしい相手をアプリで選ぶことができて、予約することができるらしい。
金額は、1時間で80ドル(約9,400円)、一晩なら400ドル(約47,000円)というから結構な金額だ。
にもかかわらず、この「添い寝」にはまる人が増えている。仕事を請け負っている人は、まず「これは性的なサービスではない」と念を押すらしい。
現代の人間がどれだけ人の優しさに飢え、人に「抱きしめられたい」と願っているのか、がわかる顕著な事象だ。
日本でも、もしこのサービスが出回ったら、流行するかもしれない。 だって、ひざ枕してもらって、耳の掃除をしてくれる「耳かきサービス」が先日問題になったことがあるくらいだから。
いや、もうドラマ化された漫画『シマシマ』の影響もあって、現実的に女性に添い寝サービスを提供する業者は複数存在するらしい。
・一緒にお茶してほしい。
・一緒に映画に行ってほしい。
・一緒にドライブに行ってほしい。
・一緒にデートをしてほしい。
・恋愛の悩みを聞いてほしい。
・家庭での悩みの愚痴を聞いてほしい。
・仕事での悩みの話を聞いてほしい。
人はいろんな望みをもっているだろう。でもそれって、「添い寝屋」ビジネスと根本は変わらない気がする。
人と人とのコミュニケーションが上手くできないことが原因ではないか?
コミュニケーションが上手く取れれば、「添い寝サービス」を利用しなくても、添い寝してくれる人は見つかるのでないか?
コミュニケーションが上手く取れれば、お金を払わなくても人に抱きしめられることはできるのではないか?
コミュニケーションが上手く取れれば、悩みを聞いてくれる人は見つかるのではないか?
そう願う気持ちがある。
でも一方「知っている人に何かをお願いするには気が重いが、全く知らない人にお金を払う代償としてサービスを受け取る、という行為の方が気を遣わずにすみ楽だ」という気持ちもわかる気がするのも事実。
しかし、こういうサービスにお金を払うようにだけはなりたくない、というのが本音。
「添い寝」してくれる人がいなかったら、自力で相手を探したい。
もし見つからなくて寂しかったら「一人寝」に慣れるよう努力したい。
抱きしめられたくて仕方なかったら「抱きしめて!」と恥ずかしくても言える勇気を持ちたい。
もし最終的に人間がダメなら、ペットの力を借りるのもありかもしれない。