ウェアラブル「魔法使いになれる指輪“Ring”」でしたいこと10個
2015年1月9日まで米ラスベガスで開かれた、世界最大の家電見本市「国際家電ショー(CES)」で、日本の企業が「身につけられる端末」としてウェアラブル端末を発表した。
なかでも注目したいのが、ログバー(東京)が展示した「魔法使いになれる指輪」“Ring” だ。
「指先を動かすだけで家電を操作できる」という指輪型ウェアラブル端末。
特徴は、
・スマートフォンと連携して動く
・指で三角や四角を描くだけで、照明のオン・オフやテレビの音量調整ができる
となっているが、その他にもいろいろなことができるようだ。
この革新的なウェアラブル端末の動画がこちら。
「この指輪を使えば魔法使いになれる」と技術力とユニークさを兼ね備えた端末には期待が寄せられている。
同社が2014年2月、インターネットを通じて小口の資金を募る仕組みを使い、わずか1日半で目標金額の約25万ドル(約3000万円)を集めたことも、CESで話題になった。
現在は、まだRing単独で動作が完了するわけではなく、実際はハブとしての専用アプリが必要で、スマホがなければ動作しない。
しかし、今後Ring単独で動作が完了できるように目指していて、ボディもさらに薄く小さくし、「2016年度中に100万台突破を目指す」とログバー代表取締役社長吉田氏は語っている。
LED、バイブレーション、タッチセンサー、6軸センサーなどを搭載しており、連続で約3日駆動するという。サイズはS/M/L/XLの4種を用意し、「カラーやデザインのバリエーションは今後増やしていく」予定だそう。
筆者がこの「魔法使いになれる指輪」を使ってしたいこと10個 をあげてみた。
- 照明のオン・オフ
- テレビの電源オン・オフ
- 食洗機の電源オン・オフ
- 炊飯器の電源オン・オフ
- ラジオの電源オン・オフ
- エアコンの電源オン・オフ
- ガス漏れ確認
- 指で囲った空間をスキャンして保存
- 食事を指で囲うだけで、カロリー計算してくれる
- 身につけているだけでその日の体調を知らせてくれる
もちろん、スマホがなくても動作してほしい、という希望が大前提。価格もそれほど高くなく実現すれば、ぜひ購入したい。