味覚マイスター検定とは?塩味・甘味・酸味・苦味どれだけ分かる?
味覚マイスターとは、塩味・甘味・酸味・苦味など、味覚に関する食感をどれだけ正確に把握できるか?というあなたの食感を判断し、鋭い味覚をもつ人に与えられるライセンス。
味覚振興協会が実施する「味覚マイスター検定」試験に合格した人のみに授けられる称号です。
あなたは自分の味覚にどれだけ自信をもっていますか?
塩辛い、甘い、酸っぱい、苦い、と感じる食感は、本当に塩分が多かったり、糖分が多かったり、酸味や苦味が多かったりするのでしょうか?
自分で信じている食感は、意外に当てにならないこともあるようです。
埼玉県の小中学生を対象に行われた味覚検査では、3人に1人の児童が、味覚を正しく認識できない”味覚障害”であることが証明されました。
また、「芸能人格付けチェック」という人気テレビ番組でも、そのことが証明されていますよね。
出された食品が、本物か偽物かを当てる番組ですが、有名人がさも自信ありげに答えた回答が外れていて笑ってしまうこともしばしば。
自分の味覚を磨けば、より食生活が充実して楽しくなりますよね。
あなたも味覚マイスター検定にトライしてみては?
5段階のスコアによって味覚レベルを認定
検査の方法は、味の濃度が異なる5つの濃度の基本味(甘味、塩味、酸味、苦味)の試薬を舌に垂らすだけ。合計で10分程度で終わる簡単な検査です。薄い味を感知するほどスコアが高く、味が濃いほど点数が低くなり、5段階で評価します。そして、基本味全体で4以上の平均スコアを獲得した方を「味覚マイスター」に認定します。
*http://taste-meister.jp/ から引用
試験に見事合格し、「味覚マイスター」の称号を得た人たちによると、味覚を試す前に、口の中をきれいにクリーニングすることが重要との指摘があります。
歯の磨き残しや喫煙などによる、口内の汚れも味覚障害の原因としてあげられます。
日頃から、塩分控えめの食生活に心がけ、口の中をきれいにし、刺激物をあまり採らないように心がけるようにしましょう。