鍼(はり)治療の効果で、けがしたフクロウが飛べるまでに回復した!
鍼(はり)治療で、けがしたフクロウが飛べるまでに回復したというニュースが話題になっている。
スペインのマドリードの保護施設で、誤って工場の排気管に飛び込んでしまった体長25cmの小さなオスのフクロウ。
約2か月前には立つこともできなかったが、神経系を刺激する鍼(はり)治療を受けて、今では飛ぶことができるそうだ。
筆者も肩こりや腰痛がひどく、整骨院で施術を行ってもらったことがあるが、鍼(はり)治療は受けたことがない。
そこで、鍼(はり)治療についてその手法と効果について調べてみた。
鍼(はり)治療には、3つの手法がある。
- 刺してすぐ抜く「単差し」
- 刺したまま10~15分程度置く「置鍼」
- 刺した鍼に低周波の電流を流して、筋肉の血行促進をはかる「パルス鍼」
これらは、患者の症状によって使い分けられる。
また、同じ患者であっても、症状の改善につれて手法が変わることもある。
鍼(はり)の効果は、
- 血行を促す
- 体の中のエネルギーの流れである「気」のバランスを整える
- 体に起きているアンバランスを整える
鍼を刺すという行為は、刺激を与える行為であるため、最も重要なのがその刺激量。一回の治療で症状が良くなる人もいるが、それほど症状が良くならない人もいる。大切のは、継続して治療を行うことで、徐々に症状が良くなるようです。
ちなみに、今回のフクロウは、けがをしてから約10週間で飛べるようになったそうです。フクロウにも効果があったのだから、犬や猫にも効果があるのでしょうか?