アリとキリギリスの有名なイソップ物語の話。
あなたも聞いたことがあると思います。
でも、実はこのイソップ物語の話は日本版と原版とでは、その結末が全然違うということを知っていましたか?
えっ? そんなの知ってる、って・・
実は私は知らなかったんです。><;
日本版の概要 では
夏の間、働き者のアリはせっせと食糧を蓄えていましたが、怠け者のキリギリスは、一日中遊んでばかり。その後やがて寒い冬がやってきて、たちまちキリギリスは食糧がなくて困ってしまいました。そこでキリギリスはアリさんに食糧を分けてもらえるように頼んだところ、やさしいアリさんは、快く食糧を分けてくれて、二匹は無事越冬することができました。めでたし!めでたし!
となっていますが、原版はそんなにお人好しではないんですよね。
原版の結末は、「キミは夏の間中遊んでばかりいたのだから自業自得だ!」といってキリギリスの頼みを完全拒否した、となっています。
この違いについて、どちらもなんだかな~
と思う人にとって、心地よい結末を書いているのが「チーズはここにあった!」です。

この本は、最後までとても楽しく読むことができました。
物語の結末としては、一番ベストな終わり方だと思います^^
チーズはここにあった!
アリとキリギリスの知恵物語
あなたも読んでみると、きっと心がほっこりして納得できると思いますよ~^^